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2011年4月1日金曜日

生きて!

 
 
 
昨夜、遅く携帯が鳴った 
 
着信履歴をみると 
 
被災地にいるはずの従弟 
 
電話に出ると・・・・・
 
「もう、あかん・・・・・」
 
今にも泣きそうな声 
 
「なんやねん。姉ちゃんの声が聞きたかったんか?・・・・・」
 
「昨日、小さな女の子の夢見た。前の日に遺体で見つけた女の子が出てきた。泣いてた・・・・・俺はどないしたらいいんや?」
 
と・・・・・
 
なんと答えればいいのか、わからなかった。 
 
電話の向こうで、泣き声がした・・・・・
 
かける言葉が見つからない 
 
目の前にいれば、抱いてあげられるのに・・・・・
 
言葉が出ない 
 
しばらくして、私は、子守唄を唄っていた 
 
ねんねーん
ねこーろり
おこーろりーよ・・・・・・・・
 
ただ、くりかえした 
 
しばらくしたら、電話の向こうから 
 
「下手くそ!」 
 
な・・・・・なんだ、こいつ!
 
ついて出た言葉が 
 
「あほ!」
 
ふたりで笑った 
 
あいつは 
 
サンキューと言って、電話を切った
 
自衛隊と言えど、同じ人間 
 
タバコを吸っているところをテレビが放送したそうだが
 
どういう環境で復旧しているか知っていますか?
 
被災者の皆さんに、少しでも暖かいものを食べてもらおうと、炊き出しをしていますが
 
自分達は、トラックのなかで、冷たい缶詰を食べているんですよ
 
そして、座ったままの仮眠 
 
皆さんに入ってもらおうとお風呂の支援も行っています
 
自分達は何日も入っていません
 
でも、皆、口を開けば
 
「国民を守るのが使命!」そう言います
 
自衛隊と言えど、同じ人間
 
感情だってあるんです
 
福島原発では、自分の命と引き換えに、復旧作業を行っているひともいる。     
どうか、忘れないで
 
今も、戦っているひとがいることを・・・・・
 
 
 
気分転換も必要です
 
共倒れになってはいけないんです 
 
頑張らなくてはいけないのはわかるのだが 
 
リラックスすることも大切です 
 
メディアの皆さんも
もう少し配慮ある放送をしていただきたく思います。きっと、なにもわかっていないのでしょうね
 
 
 
 
被災者の皆さん
復旧に携わっている皆さんも
どうか、自分の命を大切にしてください。
 
生きてくださいね
 
 
 
 
 
 
 

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